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先週末は、雪上技術訓練in富士山を開催しました。

この雪上技術訓練では、参加された一人ひとりの歩き癖のチェックをしました。

日頃あまり客観視することのない自分自身の歩き方について見つめ直すきっかけになったのではないかと思っています。

この記事よりもひと足早く、雪上技術訓練に参加された皆さんに腰の動きについてお話をしました。

 

腰が動くと歩き方が変わる

さて、ということで前回の記事「足首・膝が動けば歩き方が変わる」でも予告しましたが、今回は腰の動きについて解説します。

前々回の記事「姿勢が変われば歩き方が変わる」共に、未読の方は順番にお読みください。

 

前回までに、姿勢良く歩くことで踏み出した前足側に効率的に重心を移動させることが出来ること、

そして、そのためにはまず足首を前に倒して、膝を前に出して歩くことを解説しました。

さらに、右足を出した時に、右膝、右側の腰と、膝と腰の動きを連動させることが大事です。

 

足を踏み出す時は膝と腰を一緒に出す

右写真のように、歩行時に腰が引けていると重心が後足側にある状態です。

左写真のように、重心が前足側に載っているのが、重心がスムーズに移動出来ている状態と言えます。

 

足と膝と腰を一緒に踏み出すというのは、講習会で常にお話していることです。

真っ直ぐ立った状態の人体で重心となる部分(身体重心)は、おおよそ仙骨の前方(お腹側)になります。
(身長に対して、足元から約55%ほどの位置)

簡単に言うと、おへそと肛門の中間点といったところでしょうか?

さらに、登山者は必ずザックを背負っていて、ザックの重量分も含めると、重心はほぼ仙骨のあたりになると考えた方がいいでしょう。

ですから、歩行時に腰が動くことがとても重要なのです。

 

腰を動かすってどういうこと?

「腰が動く」というのがどういうことか分からないという方は、こちらをご覧ください。

 

ここまで説明して、講習会でよく見かける光景があります。

腰が動かない、動いても動きが硬いのです。

人間は日頃使わない関節は硬くなっていて、使わない筋肉は上手に動かすことが出来ないものです。

ということで、次回は前回の足首と今回の腰、どちらもスムーズに動くようにするために出来ることをお伝えしたいと思います。

 

今後も連載は続きます。

感想や質問などのコメントお待ちしています。

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